今更ですが、SNSの役割について考えてみた。

そもそもSNSとは

SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略。
インターネット上のコミュニティサイトのことです。
ユーザーが情報発信できて、ユーザー同士でつながりを持つこともできます。
プロフィールや写真の公開、メッセージの送受信、友達検索などの機能があります。

SNSといえばTwitterやInstagram、Facebookなどを想像しがちですが、
LINEやYouTubeなどもSNSに該当するようです。

2023年6月時点のSNSのシェア率については下記の様になっています。

情報元: https://www.comnico.jp/we-love-social/sns-users

LINEについて

LINE:1対1のプライベートなやり取りとタイムライン機能を併せ持つ。
1対1のやり取りをメインとし、更にオープンな空間でのコミュニケーションを取ることも可能。
公式アカウント等やロボット(サービス)なども充実していたり、LINE側が推奨する形でサービスの展開がし易い。
メッセージのやり取りは基本無料ででき、チャット内では画像や動画の共有なども行えます。
LINEをビジネスコミュニケーションツールとして利用するのが流行っているが、それを毛嫌いする社員も多く
LINE for Businessと呼ばれる一般のLINEと統合して使えるビジネスアカウントを法人で発行することも可能となっている。

 

YouTubeについて

YouTube:Googleが運営する最大級動画プラットフォーム
動画を投稿するための大型プラットフォーム。4Kや長時間の動画を手軽に投稿でき、SNSのようにサブスクライブし合ったり、月額制のファンクラブ会員機能や物販、動画視聴数に応じた広告収入やライブ内などでの投げ銭から投稿者が金銭を獲得できることから人気。
年代、性別問わず幅広い世代の人々に利用されており、たくさんのユーザーへリーチ出来るサービスである。
動画がメインであるため、多くの情報をユーザーに正しく伝え易く、商品説明等や料理動画、ハウトゥー、アーティスト、教育系などの分野でも多く取り入れられています。
その他のSNSでYouTube動画のリンクをシェアし、動画視聴への導線をつくる施策も効果的。
YouTubeショート(60秒の縦長短尺動画)が人気で、ファンの獲得がしやすくなっている。

 

Twitterについて

Twitter:情報の拡散性・リアルタイム性
「いまなにしている?」をスローガンにしたSNS。
1投稿における文字数の制限が140字以内となっている。※課金をすることで文字数制限が変わります。
他SNSとの大きな違いは、RT(リツイート/他社共有)がされやすいため、フォロワーのフォロワー、その先のユーザーにまで広く情報をリーチ出来る。
一方では、良い情報であっても悪い情報であっても、注目を集めるとあっという間に拡散されることがTwitterの特徴とも言えるため、常に炎上のリスクを秘めています。
文字数制限故に、投稿の背景が省略されたりで情報が誤認され、当事者でないユーザーへ情報が十分に伝わり切らなかったりすることから炎上してしまうケースも少なく有りません。

 

Instagramについて

Instagram:ブランドの世界観を表現しやすい
画像や動画をメインとしたコンテンツで視覚的にメッセージを伝えることが可能です。
Instagramでは、フィード投稿以外にも、ライブ配信やリール、ショッピングなど様々な機能を活用することでお店や物販、プロダクトのブランディングがし易い。

また10-20代が全体のユーザーの半数以上を占め、更に10代〜20代の女性率は70%程度となっている。
そのため、10〜20代の女性にリーチし易い。

デメリットとしては、テキストデータをほとんど保持しない為、検索性が弱い。
ハッシュタグなどでカバーするも、賛否がある。
また一般の方については、投稿内のリンクに直接飛べないようになっていたりと、制約が多い。

 

Facebookについて

Facebook:ビジネスシーンでの活用するSNS
国内ユーザーは30代中盤〜50代のビジネスパーソンが中心となっている。
実名性で年齢・性別・居住地などの属性情報が正確になっている事から安心感がある。
友達だけでなく、仕事上の繋がりに活用しているユーザーも多く、海外での利用者も多いため、世界的なブランドや外資系企業での活用が可能。ブランドに安心感や安定感を持たせたい場合に有効。

反面、ビジネスマン以外のユーザーが圧倒的に少ない。匿名性が無いことも現代社会からすると扱いにくい分野になっている可能性がある。
ハッシュタグを使う文化がなく、拡散性と検索面の不自由さにつながっている。

 

TikTokについて

TikTok:縦長動画特化型SNS
TikTokを一言で表すと、縦長動画に特化したSNSです。15秒〜3分の短い動画を撮影・加工し、ハッシュタグを付けて投稿できる他、コメントのやりとりやライブ配信もできます。

サービスが提供された当初は、投稿できる動画の尺が最大15秒でした。しかし現在は15秒、60秒、3分と3種類の動画を投稿できます。

また以前は、音楽に合わせて歌ったり踊ったりする動画が多い傾向にありました。ただ、若者を中心に利用者層が広がるに伴い、グルメ系やペット系など様々なジャンルの動画が投稿されるようになりました。

 

まとめ

各SNSにはそれぞれの、特徴やユーザー層の違いが有り、たくさんのユーザーへリーチしたりブランディング、広告等、様々な目的で利用で利用されることもある。

そのため特性をしっかりと理解した上で自分がどのSNSに合っているのか、またどのように合わせていくのか、流行らせていくのかを考える必要があると感じた。

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